&KのHideo Furumakiはこんな人です。

出身地・・・静岡市
生年・・・1969年生
性別・・・男性
好きな言葉・・・一隅を照らす
趣味・・・愛犬とドライブ、割と多趣味。
特技・・・年齢、性別問わず仲良くなれる
メイク歴・・・24年延べ30万名以上
もともと、広告代理店勤務だった私がメイクに出逢うまで・・・
広告代理店に勤めていた頃、正直、美容には殆ど関心はありませんでした。
お客様にお喜び戴ける各種広告とアミューズメント事業を担当しており、日々、仕事を楽しく謳歌していました。
そんな私が美容業界に入ったのは、とあるクライアントとのご縁でした。
美容そのものではなく、オーナーのお人柄に惹かれてお手伝いをする事になりました。
shu uemura スペシャルメイクアップアーティストとの出逢い
メイク業界で知らない人はいない程、有名なshu uemuraのトップアーティストの面々が社内にアーティストを創るために連日、お越し下さいました。
女性スタッフは盛り上がっていましたが、私の心は凪でした。
なぜなら、お恥ずかしいことにshu uemuraを全く知らなかったのです。
冗談は抜きに当時、私の知っているシュウといえば、周 富徳とエリザベス・シューでした。
無知こそ最強
アーティストトレーニング期間中、スタッフは口を揃えて厳しいと言っていましたが、そもそもメイクたるを知らない私は厳しいも、厳しくないも解らず楽しんでいました。
そう、私は絵を描くのがもともと好きでしたので、そんな感覚で楽しめたのです。
3ヶ月ものトレーニングを受けた後、shu uemura認定アーティスト試験がありました。
半数以下の合格率でしたが、運の良い私はなんと、合格証を頂くことが出来ました。
気付けばあっという間に10,000時間の法則
女性スタッフは様々な施術がある一方、私が唯一許された施術がメイクでしたので、必然的にお客様のメイクやshu uemuraトップアーティストとのメイクショーなど、場数が突出して増えていきました。
時にクラブとのコラボイベントで暗闇の中での6時間メイクやフルメイク連続10名以上、メイクセミナーなどなど、気付けば5年足らずでの達成で、その後も経験に恵まれ退職する時には30万名を超える方々にメイクをさせて頂いていました。
そして、お客様とメイクという機会を通じて様々なことを学ばせて頂きました。
お客様からの学び10
1 肌コンディションが良い人ほどメイク時間が短く、発色も良い。
2 肌コンディションには必ず、その人特有の様々な原因があり肌に表れる。
3 ほとんどの人が肌や体調の不調原因と改善策を模索しているが、辿りついていない。
4 今のメイクは満足はしていないが、積極的に変えようとまで思ったことはない。
5 自分のチャームポイントは言えなくても、コンプレックスは即答。
6 自分の良いところが分からないから、隠すメイクや無難なメイクに。
7 ほとんどの人が自分でしたメイクや体調の好転による感動をしたことがない。
8 おしゃれのためにヘアスタイル・ファッション・ネイル・バッグ・クツは変える。
9 でも、ほとんどの人はメイクは無難にいつもを微妙にアレンジ。
10 ほとんどの人が自分軸メイク。ほんの少しの相手軸メイクで毎日が素敵に変わるのに。
&K(アンド・ケー)を立ち上げた理由
退職をしてからは、サラリーマンに戻りました。
メイクは、といいますと兼ねてからしてみたかった介護施設のボランティアとして、上は107歳までの方々へ時間の許す限り、させて頂いていました。
そんな最中、忘れることが出来ない事件が起こりました。
2011年3月11日。
幼少の頃から兄弟の様に育ち、何をするにも一緒だった1歳年下のいとこKazuくんが福島で亡くなりました。
彼は私の半分でした。
私と違って勉強も良く出来、真面目で曲がった事が大嫌いなヤツでした。
家族や友達を大切にする、本当に心優しいヤツでした。
国立大学卒業後、有名企業に入社し海外も含め全国を飛び回る多忙の日々を過ごしていたのですが、それが禍い心の病となってしまった療養中での出来事でした。
想いばかりが駆けめぐり、後悔と懺悔の日々を送りました。
そんなある日、Kazuくんの姉から生前に「忘れられるのが怖い」と言っていたと葬儀の時に話してくれたことを想い出しました。
彼のように心の病になってしまった人や、頑張り過ぎている人、自信を失ってしまった人のお役に立ちながら、Kazuくんが同じ時代を生きた足跡を残すことをしようと決めました。
彼に喜んで貰えること、これまで一番多くの人に喜んで貰えたことを、考えに考えました。
その答がメイクでした。
心も明る変えられる力がメイクにはあります。
これまでアーティスト時代に養った全スキルを、必要として下さる方のお役に立てるように活用出来るのなら、こんなに嬉しいことはありません。
そこで生まれたのが、こちらの事業をする目的(夢)、理念、ビジョンです。
そして屋号は&K。カッコいい名前ではないかもしれませんが、それ以外に思いつきませんでした。